2019年4月23日(火)【店主閑話】
山の木々も芽吹き始めて、何となく気持ちも明るくなり始めるこの頃ですが、それにも増して花々の繚乱ぶりにも心奪われる思いです。八重の桜、ボケ、ツツジ、山吹、藤、そして梨。
「梨の花はクサイ。梨園での作業は苦痛だ」と言われる方もあって、試してみましたら、本当にえも言われぬ臭いです。私の母親がよく「ギョウ言いそうだ」という言葉を使っておりましたが、当にそのとおりの臭いです。何の為の臭いでしょうか。
ま、我々の為に咲いている訳でも無いのですから。それなりの理由も有るのでしょう。
昨夕は檜花粉の飛ぶ中、彼岸花の球根掘りをやらされました。本当に何の為にか。
2019年4月17日(水)【店主閑話】
3月の北斎に続いて4月はフェルメールに行ってきました。本当はね、フェルメールを観にアムステルダムまで・・・。との願望はありますが、これはあくまで願望で、現実は大阪の天王寺です。どこの美術館でも同じかな?
来月は河鍋暁斎の予定ですが、全くフェルメールとは何の関係もなく幅が広いと言うか、いい加減と言うか(笑)遠出をする為の口実ですね。
2019年4月 2日(火)【店主閑話】
山から伐り出した薪に直径が50~60㎝の櫟の巨木がありまして、これが割れない、割れない。長さ40㎝の物ですが、1本につき30分ほどの悪戦苦闘で、2本で1時間もやると腰が痛くなってきて御用心ゾーンに入ります。
何だかんだと理由をつけては映画に走り、この1か月に4本「グリーンブック」「運び屋」「天才作家の妻」「バジュランギおじさんと小さな迷子」。
そうそう松江の北斎展にも2回ほど。「遊びをせんとや生まれけむ」です。
2019年3月11日(月)【店主閑話】
早や節分草は咲き終わり、代わりに梅、沈丁花が咲き始めました。裏山で鶯も鳴き始め、杉花粉もすごい。春ですね。
4月7日まで雪だった昨年とは段違いの春ですが、天候不順は何となく胸が騒ぎます。この国の行く末同様です。
明日はまた「朋あり遠方より来る」の日です。亦楽しからずや。ダンケシェン(笑 NHKFMより)
2019年2月17日(日)【店主閑話】
我が家の庭に節分草が七輪ほど咲き出しました。今か今かと待ちわびていましたが、ある日突然咲き出したという感じです。暖冬のおかげで少し早目ですね。
薪を割りながら庭を眺めるとイヌノフグリからオオバコまで、いわゆる雑草も芽を出してきて、こちらも手を抜けないようです。
薪ですか、今年は持山から伐り出してもらいました。5~6トンでしょうか。トップカーでの搬出には丸1日かかり、向こう1か月はこれを割る作業が続きます。怪我しないよう気を付けて、もちろん斧でやっています。
2019年1月28日(月)【店主閑話】
26日に少し積雪を見たので、春まで道路が凍結するかと心配でしたが、今日は雨で雪はあらかた溶けてしまいました。大寒に雨が降るとは、やはり常ならず・・・。
但し昨日、亡母の49日法要を行ない、妙に疲れて骨休みにはもってこいで、日がなストーブの側で読書三昧の一日でした。ま、たまにはこんな日があって良いかもと命の洗濯を行ないました。
普通なら温泉だ、蕎麦だと騒ぐところですが、こちらは御供えのお饅頭を購うため先週のうちに松江まで遠出しましたし、特に本日は車がリコール用代車中ということもあって自粛です。
2019年1月15日(火)【店主閑話】
暖冬です。いつもなら、国道から当地に至る入口は真っ白に凍結している時季ですが、今年は全く雪もなくて何の心配もありません。スタッドレスタイヤも不要の冬になっています。今のところですが。でも今年は大丈夫、そんな予感です。カメムシ予報はどうもハズレですね。もっとも毎年大量発生しているような気もしますので、当てにはならないかな?
実家の片付けからの帰途、R182でサイクリストとすれ違いました。当地では、いくら暖冬とは言え低体温症が心配で、とてもサイクリングする状況にはありませんが、さすが福山は違うと・・・。最もあのR182を走行するには、体力もよほど勝っているのだろうと、我が身と比べてうらやましくもありました。
2018年12月28日(金)【店主閑話】
今日は一日中雪の舞う寒い日になりましたね。ほぼ家の中に籠り切りです。何せ急に喪に服すことになって静かな正月を迎えます。
親が死んでもパン作りをしておりまして、検死にも立ち会えず、親不孝なことです。
母が別居を選択した時からの必然の結果ですから、理解してくれていると思いますが、92歳の大往生も只お見事と合掌する次第です。
皆様、良いお年をお迎えください。
2018年11月20日(火)【店主閑話】
晩秋ですね。木々の葉もあらかた落ちて落ち葉掃きに大童です。朝夕はめっきり涼しくなりましたが、昼間はますます暖かく着たり脱いだりで忙しいことです。アップルパイも始まりましたね。
さて今一番の気がかりは、この冬は暖冬でありや無やです。何せ昨冬は厳しかった。長期予報ではエルニーニョ現象による暖冬とか。しかし当地ではカメムシが大量に発生して臭いの何の。この虫が多い冬は寒さが厳しいというのが当地の言い伝えです。何ら説得力も無くて根拠も希薄ですが。昨冬もカメムシの大発生を見た後に寒波にあえぎましたので、今年も寒いかと戦いております。
さて気象庁が正しいか民間伝承が正しいか?私は伝承派ですが。
2018年10月 8日(月)【店主閑話】
今年は下の国道沿いにある八幡様のお神輿担ぎの当番が回って来ました。4年に1度でオリンピック並みです。
その昔、浅草の仲見世で揃えた法被、股引き姿も凛々しく出かけましたが、集まったのはたった3人で、しかも当年とって67才、67才、77才の3爺。イヤァ盛り上がりませんね。
祭りを主催する地区の人々も4年振りにお会いすると皆様お歳を召されて、もう絶句です。若い人は18才になれば順々に都会へ出て行って、残された人はただ年齢を重ねるばかり。八幡宮も修復するにはたぶん1千万単位のお金が入用と思われるほどの傷みですし。このお祭りも次回のお神輿当番が無事に回ってくるかどうか。
田舎暮しの厳しい現実です。