映画「ミナマタ」を観て思うのは
2021年9月27日(月)【店主閑話】
コロナもまだ宣言中とは言え、何となく治まってきたような気がして、ボチボチ映画館に出掛けるようになりました。「ドライブ・マイ・カー」と「ミナマタ」です。三浦透子さん、良かったです。「ミナマタ」の時代設定は1971年。当時私は20歳頃です。バイト仲間がチッソ本社前座り込みに深く関わっていましたので、ユージン・スミスさんの「水俣」も購入しました。
そして思うのは、「チッソ」は毒をPPMの単位にまで薄めて排水しているので、害は無いのだと言い張ります。水銀中毒の患者を前にして。アレレ。そう言えば、福島原発の汚染水も基準値以下のレベルに薄めて排出するので無害だと誰か言ってませんでしたっけ。本当に恥さらし。