中国新聞:「石窯パン」窯開き
1999年1月26日(火)【メディア掲載, 総領界隈】
1999年1月26日付の中国新聞に【「石窯パン」窯開き 地元住民70人も応援「ふるさとの元気の味に」】の見出しでル・サンクのことが紹介されました。
東京から甲奴郡総領町五箇に転入してきた長谷川一成さん(47)と孝子さん(45)夫妻が、本格的な石窯を使って焼くパン店「ル・サンク」がこのほどオープンし、開店の準備を手伝ってきた地元の人ら約70人が参加して窯開きをした。
一成さんが、朝から仕込んだ国内産の小麦粉や天然酵母などを使った約五百杉のパンを、まきを燃やして熱を持たせたドーム型の耐火れんがづくりの窯の中に入れて、約20分で香ばしく焼き上がった。
一成さんは参加者に披露して「地元の皆さんの温かい支えでここまでくることができた。店を繁盛させ、総領の町にも役立てるよう頑張る」とあいさつ。参加者は持ち寄りのイノシシ汁などの料理と一緒に、できたてのパンの味をたんのうしていた。
昨年春、長谷川さん一家が引っ越してきてからパン店の開業準備を支援してきた地元の町おこしグループ「はやぎき総領」の谷本淳一会長のこは「本物のおいしさが楽しめた。どんどんパンが売れれば、私たちにも元気が出る」と開店を喜んでいた。